私設本棚<講談社>

『東京マーブルチョコレート ハロー、グッバイ、ハロー。』

東京マーブルチョコレート ハロー、グッバイ、ハロー。/谷川史子/講談社

やがて出会い、恋に落ちる男女が、出会う前に経験した、それぞれのせつない恋愛模様。「イノセンス」のプロダクションI.G制作によるオリジナルアニメ、『東京マーブルチョコレート』との、スペシャルコラボコミック!!!(チラシより)

<目次>

Side.C/Side.Y/スペシャル対談/キャラクターデザイン集/マブチョ記

<私的追記>

プロダクションI.Gとのコラボ作品★ 同名OVAのキャラクターデザインをなさったきっかけで生まれたオリジナルストーリーモノ。って全然知らなかったー!!!そちらでは主人公チヅルと悠大それぞれの視点で同じラブストーリーが描かれてて、う~んどっちも見てみたい・・・・・・ってか見る(笑)今回はその2人が出会って恋をする前のおハナシということで、トーゼン失恋モノです。彼女のいる幼なじみが好きなチヅル・友達と同じ人が好きな悠大それぞれの失恋エピソード

【チヅル編】大学受験のため上京する幼なじみには1コ上の彼女がいて、片想いのチヅルは一緒に居たくて無理やり受験を決めて一緒に東京へ。なんとも切ない話ですよ~彼女がまたいいコなもんでね。チヅルの想いも実はわかっちゃってる辺りさらにツライよ、だって絶対どうにもなんないもん。

【悠大編】17歳、剣道部。辻井くんと比呂ちゃん、仲のいい3人組。比呂が好きだったのに上手くいえなくて、そうこうしているうちに辻井に比呂がずっと好きだったと打ち明けられて2人は付き合いだして・・・・こっちはもっとやるせない(汗)だってこのすれ違いようといったらないっすよ~比呂は悠大の事が好きだったのにさ、悠大好きな子は自分じゃないって勘違いしたまま辻井の告白を受け入れた訳でしょ。その後で明るく「好きな子のこと相談してよ」っていったら「おまえだよ!!」といわれる始末。結局辻井と比呂は別れて、そうなるともう気まずいまんまばらばらになちゃって・・・くう~っ!青春はほろ苦い↓でも全部遠い過去になって同窓会で再会した3人はもうそのころの青いカンジじゃなくて、とくに比呂は結婚しておめでたで。時の流れってのは良いこともいっぱいあるよ、後から思うとほんとにあの頃っていっぱいいっぱいだったんだろうな~としみじみ。

この漫画だけ読むとかなりムキーーーッとなるかな(笑)はがゆいかんじ。なのできっとOVAとセットで見るとすっきりすると思う。こっちはあくまでも過去、このつら~い恋があったからこそ次の恋が大事に思えるんだろう(納得)やっぱりこういう思いをすると人の深みってえのが出てくるんじゃないかね??そう、2人の幸せな姿を見てみたい・・・っていうかまだ見てないから見ますわ!!!

東京マーブルチョコレート―ハロー、グッバイ、ハロー。 (ワイドKC)ワイド版だからA5サイズかな?

東京マーブルチョコレート -マタアイマショウ- Production I.G × SEAMO 東京マーブルチョコレート -全力少年- Production I.G × スキマスイッチチヅル編は「マタアイマショウ」悠大編は「全力少年」

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『ハート★ドロップ』

ハート★ドロップ/ひうらさとる/講談社/全2巻

高校1年の金谷ミミはクラスの浅野隆生くんに片思い中。一目ボレするほどカッコよくてまるでホントの王子様みたい*だけどこの男、性格は超最悪でミミは人生最大級の大失恋!そんなつらい経験をしても、彼を好きな気持ちが止められなくて!?(第1巻より)

<私的追記>

ひうら作品の中でもしかしたら一番好きな話かも~。とくに主人公のキャラが良い!!ミミはとんでもない大玉砕をするんだけどどんなに冷たくされてもめげずにがんばって勝ち取った両想いってのがなんか好感。浅野くんがだんだんいつのまにかミミを好きになってくのが非常に理解できる、努力は報われる的な!?最初の頃にキスして「アンタとこんなことしてもゼンッゼンドキドキしない」と笑顔で言い切ってた男がラストには同じようにミミの手を自分の胸にあてて「ありがとう。オレのことあきらめないでいてくれて」ってシーンがあるのだけど・・・・・・とにかくグッッッッッッッッときてしまって!!!ああもう!ほんとに良かったね(感涙)短めだったけど記憶に残る逸品★けっこう兄弟がテーマになっててその描き方も良かった、意外としっかり骨のある作品

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『後宮』

後宮/海野つなみ/講談社/全5巻

今から七百余年前、時代に翻弄されながらも恋に自分に正直に奔放に生きた女性がいた。その人、二条。その二条を四歳で御所にひきとり、十四歳で無理やり自分のものにした後深草院の想いとは!?(第1巻より)

全30話+後書き(1・2・4・5)+Intermission(3)

<私的追記>

海野さんの描かれる平安時代絵巻★原作は古典「とはずがたり」というらしい読んだことはまったくない~。古典はどうにも難しそうだしね(汗)登場人物の名前がなにぶん全部覚えられない!!というわけで巻頭にひと目でわかる人物相関つきに何度も助けられました(笑)しかしこの時代の話はとにかくすっっっっっっごいディープ!!!はじまりからしてそうだったんだけど、海野さんが描いてもこんだけにドロッドロなんだから原作はホントに笑っちゃうくらいすごいんだろーなあ(遠い目)あのギャグ顔がなかったらとてもやっていけなかったね**そんなわけでとにかく男共の身勝手さと流されまくる吾子にひたすらあ~あですよ!この時代ってこういうもんなんだろうなあ、と変な納得の仕方(笑)巻を増すごとにドロドロは悪化してどこまでいくのか恐くなっちゃったけど最終5巻で吾子が出家してからは少しずつ現世のしがらみから離れて平穏な日々が帰ってきてくれて安堵。ホント波乱万丈の半生でしたな(疲)全部終わってここまでほっとするとは思わなかった(苦笑)途中で挫けず最後まで読んでマジで良かった(安)最後この物語を吾子が書くってとこがイイ!最後まで共にした桂、「どちらにいかはってもオモてになりますね、尼君は」「都合のお悪いことはちょちょっとお変えにならはったらよろしいのですよ。フィクションフィクション」という見事なフォロー(輝)この人は海野さんらしいキャラで大好きでした!!自分の癒しだったね(笑) 平安の世界観すごく良かった~シンプルで**小道具(扇とか御簾とか)凝ってたりするし正に平安絵巻だったよ

後宮 1 (1) 後宮 2 (2) (講談社コミックスキス) 後宮 3 (3) (講談社コミックスキス) 後宮 4 (4) (講談社コミックスキス) 後宮 5 (5) (講談社コミックスキス)

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『ガラスの鼓動』

ガラスの鼓動/上田美和/講談社/全4巻

"おまえ、陸上部に入らないか!"英雄先輩の一言が風子の青春を決定づけた。走る喜びを知り、一緒に入った竹生貴壱と猛特訓を受けてトラックで汗する毎日。先輩への気持ちは、憧れからやがて恋にかわり・・・・・・・。(第1巻より)

全13話

<収録短編作品一覧>

「これが女の生きる道」  かわいいさくらと努力家タイプのナオミ、正反対だけど2人は親友。女の友情と恋の話(4巻)

「レンアイの自由」  ナツの理想はバラの花束が似合う男。でも変な写真の男の子を紹介されて断れず・・・(4巻)

<私的追記>※特にネタばれが多く含まれておりますのでこれから読む方には危険です!ご注意ください

上田美和さんの作品はどれもすっごく心に残っていまだに泣けちゃうくらいなんだけど、たぶん読み返した回数が一番多いのはコレだと思う。主人公・風子が英雄先輩と出会い、陸上と恋愛を通してすっごく成長していくのがいいんだよ(涙)英雄先輩には絶対的な彼女・リサさんがいてそれでも告白して「フッてください・・・・・・!!」っていうんだけど「あきらめんなよ。いまはリサが1番だけど、明日はどうなるかわかんねー」「おまえがリサよりいい女になるかもしんねーし。ま、とりあえずいまは2番目にしといてやるか!!」ってなことに・・・。そしてなぜかそんなサイテー発言してんのに英雄が言うと全然そう聞こえないから不思議~愛情がかんじられるんだよね。その後貴壱くんと一緒にいるときにお互い2ショットで鉢合せしたら「おまえ俺の2番目になったんじゃねーのかよ」とやきもち発言。まったく腹もたたない、むしろ嬉しそうな風子をみて喜んじゃったし♪英雄とリサのカップルがすごくステキでとくにリサの嫌なところはひとつも見当たらないのよ!いつも英雄のこと心配してて1番よく解ってて。リサが別れを切り出してから亡くなるまではほんとに辛かったな・・・・・・。ここからはほんとに記憶にずっと残ってるんだけど、陸上を捨てた英雄をもう一度走らせるためにテレビで全国中継されるI・Hで優勝すると決めて必死にがんばる風子。順調に勝ち上がったI・H決勝で2度フライングをして失格になってしまった風子がレーンで泣き崩れるシーンが・・・・・・・・・・・やばいです、かなりきます。泣けるんだよ!!!この風子のシーンとリサの日記は涙なしでは読めないほどの名シーン。英雄への想い溢れる文章ともう一つ風子についてかいた一節がめちゃくちゃいいので書いちゃえ!!”ヒデオが女の子を連れてきた。以前わたしがそうしたように彼女に走りを教えるヒデオ。わたしがヒデオに託した夢が彼女に受け継がれてゆく。不思議ね、まるで現れるべくして現れた彼女。それともこれは運命・・・・・・?まっすぐでいつも一生懸命な風子ちゃん。彼女にならわたしのバトンを託すことができる”・・・・・・・・・・・・・リサ!!(大泣)そしてラストシーンは一年後、英雄と風子はリサのお墓参りに行った帰り、リサと何を話したかってとこで英雄が

「きいたんだ、リサに。風子をすきになってもいいかって」

「・・・・・・・リサさんは・・・・・?」

「『何をいまさら』っていってた」

「オレについてきてくれるか・・・?風子」

「何をいまさら・・・・・」

-----------ってうわ~~~いつ読んでもグッとくるわあ!ほんとに何を今さらなんだよ・・・!!このセリフは何度もかみ締めてる言葉、もうなにもいえませんよ・・・とにかく読後感が抜群に良い!!!生まれ変わっても読みたい名作。長々とセリフを抜粋しつつ語らせてもらいました、大好きなの!!

【古本】ガラスの鼓動・完結セット(全4巻)/上田美和

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『瞳をそらさずにいて』

瞳をそらさずにいて/猫山宮緒/講談社/全6巻

イジメが原因で不登校になった十枝花が偶然見かけ躰道の大会。そこでケガをしても戦う少年の姿が花の心を揺さぶった!そして、転校先であの少年・南都と再会し、花の中で何かが変わり動き始める。(第1巻より)

<収録短編作品一覧>

「きみが笑うから」  面倒くさい、眠る時間が減るからと告白を断った江口。そんな自分のペースに合わせてくれる由子にとまどいながらも・・・(3巻)

「手をつないで行こう」  無口な空手部サカケンこと保坂健と付き合う生徒会を仕切る責任感の強い真紀子。二人の前にサカケンを狙う後輩があらわれて・・・(3巻)

「青い瞬間」  舞台は島。真波と流は深い絆で結ばれていたが、真波の父が東京からやってきて・・・(6巻)

<私的追記>

2部構成になってっます

第1部  中学2年生。南都と躰道に出会い花が少しずつ弱かった自分を克服して強くなっていくストーリー(1~3巻)

第2部  中学3年生。みんな見た目大人っぽく成長。南都の想い人・朝来の登場とともに恋愛中心のストーリー(4~6巻)

第1部は躰道シーンが多くてカッコイイ、花が立ち向かっていく姿が印象的。花・南都・水人、3人のバランスがすごく良くて南都の男らしさが良かった。第2部にきて恋愛メインになると花→南都→朝来→水人→花と見事に一方通行。南都のダメダメなところがものすごく出てきて↓花はいっぱいがんばっててすごく良かった!!好きってちゃんといって自分の色んな感情をさらけだして素直にぶつけられた強さはほんとスゴイ!!そして水人株↑↑ほんとに二人が大好きだった~水人の告白シーンよかったなあ・・・(惚)ここまで南都↓↓になったのに最終巻で戻せたのはびっくり!!!なんだかんだいってものすごく感動(涙)やっぱりラストは重要だね!!大満足(幸)でも水人・・・もったいない!!ううっ

瞳(め)をそらさずにいて (5) (講談社コミックスフレンドB (1368巻))

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